転職するかフリーランスになるか?どっちが良いか悩んだらやるべき事

転職するか、フリーランスになるか、迷ったら

いま会社員として働いている方の中には「転職すべきか、フリーランス・個人事業主として独立すべきか」といった形で、今後のキャリアの選択で悩んでいる方もいると思います。

ちなみに、私は大学卒業後に新卒で会社員を数年間やってから独立して個人事業主になりました。

私自身も会社員を辞める時に色々な葛藤があったので、「転職すべきか、独立すべきか」と悩む人の気持ちはよく分かります。

もし、あなたが今後のキャリアについて悩んでいるのであれば、この記事を読むことで「転職 or 独立」で迷ったときに最初にやるべき事が明確になるはずです。

転職するか、フリーランスになるか、どちらが良いかは人による

前提として「転職すべきか、独立してフリーランス・個人事業主になるべきか」に対する答えに正解はないと思っています。

100人の社会人がいれば100通りの答えがあると思っていますし、その人の性格・年齢・これまでのキャリア・家族構成など、さまざまな要素によって、どちらが良いかは異なるでしょう。

同じ人のキャリアの選択であっても、タイミングによって最適な選択は異なってくるとも思います。

ただ、最終的な選択は人によって正解が異なると思いますが、その選択に至る前の過程や最初に考えるべき事は、この記事でお伝えすることが一つの正解だと私は考えています。

ですので、最終的な決断はあなたの自由ですが、その決断に至るまでの流れはぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

なぜ、フリーランスになろうと思ったのかを整理すべき

この記事を読んでいるあなたは、シンプルに「転職する」という選択をするわけではなく、フリーランス・個人事業主になることも視野に入れているのだと思います。

であれば、まず初めにやるべきは「なぜ、独立してフリーランス・個人事業主になろうと考えたのか」を整理することです。

この点を曖昧にしたまま独立すると、目的や方向性を見失いがちで、無駄にキャリアを傷つけてしまうリスクがあります。

それこそ、独立して半年~1年で会社員へ再就職するといったことにもなり兼ねません。この場合、会社を短期間で辞める「短期離職」と同じような扱いになるため、その後のキャリアは不利になります。

フリーランスになろうと思ったキッカケはポジティブな理由・ネガティブな理由どちらもあると思いますが、それらを改めて整理してみることをお勧めします。

その上で、自分にとって「本当に良い選択は何か?」を考えてみると良いでしょう。

 

現状の不満はフリーランスにならずに「転職」で解決できることもある

独立・起業する理由がポジティブなものの場合は、独立することでしか叶えられないケースが多いです。

例えば、下記のようなポジティブな理由は、独立することでしか満たされないものだと思います。

  • 自分ひとりでどこまで行けるのか力を試してみたい
  • 完全にゼロから事業を作ってみたい
  • 青天井で収入を上げていきたい
  • 独立や起業すること自体が夢だった

一方で、ネガティブな理由(現状に対する不満)については、必ずしもフリーランスや個人事業主にならなくても、転職して会社を変えるだけで解決する可能性も十分にあります。

 

給料が低いのが不満な場合

いまお勤めの会社の給料が低いのが不満で独立を考えるパターンも多いでしょう。

もちろん、「年収3000万円以上を目指したい!」といった大きな野望を持っている場合は、独立してフリーランスや個人事業主にならないと非常に難しいと思います。

一方で「いまの年収を平均年収くらいまでは上げたい」、「プラス100万円くらい年収を上げたい」といったくらいであれば、わざわざリスクを取って独立せずとも転職するだけで解決する可能性が高いです。

 

人間関係の悪さが不満な場合

現在の職場の人間関係が悪い、どうしても嫌いな上司・同僚がいるといった場合も、転職することで人間関係が完全にリセットされるため問題が解決する可能性があります。

「人と関わること自体が苦痛で仕方がない」といった場合も、人とのかかわりが少ない仕事に転職することで人間関係の問題が解決する可能性はあるでしょう。

また、中途社員が多く在籍している企業へ転職すると、周りも中途社員ばかりになるため、いい意味で人間関係の距離感をわかっている人が多くなります。

あまりベッタリとした人間関係が好きでない場合は、中途社員が多い企業に転職してみると良いかもしれません。

 

出社することが不満な場合

「会社へ出社するのが面倒で嫌いだ」という人も少なくないと思います。

当時、私が会社員を辞めて独立した理由の一つは、会社へ出社することの面倒臭さでした。

昔は会社へ出社するのが当たり前の時代でしたが、2020年以降かなりテレワークが普及してきています。

今ではフルリモート勤務の会社も珍しくなくなってきましたし、週2~3回出社で残りはテレワークという企業であれば、全く珍しくありません。

テレワークを積極的に取り入れている企業へ転職すれば、出社することのストレスからは解放されます。

 

家族との時間が少ないのが不満な場合

先ほどのテレワークの話とも関連しますが、フル出社の企業に勤めている場合、テレワークを導入している企業へ転職するだけでも家族との時間を増やすことができます。

実際、私の知人には「テレワークが普及したおかげで子供と一緒に夜ご飯を食べられるようになって幸福度が上がった」という人もいます。

また、残業時間が多いことで家族との時間が削られてしまっているのであれば、ホワイト企業へ転職することで解決できます。

 

仕事内容に不満がある場合

今やっている仕事に不満があったり、飽きてしまったりしている場合も、転職して業務内容をガラッと変え、心機一転モチベーションを上げて仕事に取り組んでいくことができます。

フリーランス・個人事業主としてしかできない仕事に魅力を感じているのであれば話は別ですが、会社員としてもできる仕事内容であれば、転職により仕事内容を変えるのも一つの選択肢としてはアリです。

ちなみに、仕事の種類・幅・大きさといった意味だけで言えば、フリーランス・個人事業主よりも会社員のほうが出来ることは多いです。

会社組織の方が資金も人材も豊富なため、個人ではできないようなビジネスを展開できるからです。

例えば、東京に高層ビルをつくる仕事を個人で行うのはほぼ不可能ですが、大手ディベロッパーなどであれば、そういった規模の大きな仕事に取り組むこともできます。

これは一例ですが、仕事に対してスケール感を求める場合は、往々にして会社員の方が大きい仕事に取り組める可能性が高いのは事実です。

 

まず気軽に転職活動をしてみるのがオススメ

ここまでお伝えしてきた内容でわかる通り、私は安易にフリーランス・個人事業主になることはお勧めしていません。

もちろん、明確にやりたいことがあったり、独立しないと実現できない夢・目標が合ったりするのならば、ぜひ独立してチャレンジすべきだと思います。

一方で「転職しようかな…、それとも独立しようかな…」といった感じで悩んでいるくらいなら、まずは転職活動だけでもしてみることをお勧めします。

ある意味、フリーランス・個人事業主になるのはいつでもできる事です。会社を退職して開業すれば、いつでもフリーランス・個人事業主にはなれます。

そう考えると、とりあえず転職活動をしてみて良い会社に出会えたら転職をする。色々な会社を見てみてやっぱり自分がやりたいことはフリーランスになってやるしかないと思ったのなら独立するといった形でも良いと思うのです。

 

私自身が独立したときは「転職する」という選択肢が全く頭になかったのですが、いま思えば転職活動をしてみても良かったのかな、と少し思います。

転職活動をしてみたら、大きく年収が上がる可能性もありますし、思ってもみなかったような魅力的な仕事に出会える可能性もあります。

はっきり言ってしまうと、ネット検索をしてこの記事を読んでいる時点で、あなたは「絶対に独立するんだ!」といった強い気持ちを持っているというよりも、「独立にも興味はあるけど、転職にも興味がある」といった感じではないでしょうか。

であれば、順番として「まずは転職活動」→「やっぱり独立する」が正解です。

一度、独立してフリーランスになると、その後の転職活動はまた違った工夫が必要になってきます。

このため、今はまだ「会社に所属している」という経歴を生かして転職活動を始めてみるのが良いでしょう。

繰り返しになりますが、最終的に転職するか、フリーランス・個人事業主になるかは人それぞれの正解があると思います。

ですが、「まずは転職活動をしてみてから独立を考える」といった流れに関しては、独立を迷っている人には間違いなくお勧めの流れだと言えます。