フリーランスから会社員に戻るのは負けじゃない|リアル体験談とメリット・デメリット

【リアル体験談】フリーランスから正社員に戻るのは“負け”じゃない!

フリーランス・個人事業主として仕事をしているものの、社会環境やライフステージの変化で「会社員に戻ろうかな…」と考える人は少なくありません。実際、私自身も会社員から独立して個人で仕事をしていましたが、いまは会社員として順調に働いています。

私も経験があるので分かりますが、会社員へ戻ろうと考えたときに「自分の選択は正しいのだろうか?」と不安になると思います。

  • 「フリーランスから会社員に戻るのは負けなのかな…」
  • 「今から会社員に戻るのなんて恥ずかしいのでは?」

こんな不安を抱えている方に向けて、今後のキャリアで後悔しないための情報とリアルな体験談をお伝えしていきます。

この記事を読むことで、フリーランスを続けるにしても、会社員に転職するにしても、後悔しない選択ができるようになると思います。

目次(タップで該当箇所へ移動) 非表示

  1. なぜ、いま「フリーランスから会社員に戻る人」が増えているのか
  2. フリーランス・個人事業主から会社員に戻るのは負けなのか?
  3. 会社員に戻るメリット・デメリットをリアルに比較
  4. フリーランスの経験は無駄にはならない!会社員に戻ってから活きる3つのスキル
  5. 実際に会社員へ戻った私のリアルな体験談
  6. フリーランスから会社員に戻るときの注意点と準備
  7. まとめ:会社員に戻るのは“負け”ではなく“ただの転職”

なぜ、いま「フリーランスから会社員に戻る人」が増えているのか

コロナ禍以降、フリーランスから会社員に戻る人は実際に増えているようです。日本経済新聞のニュースでも「フリーランス、会社員への転職5年で3倍」という記事が2025年1月10日に掲載されていました。

私がフリーランスから会社員に戻ったのはコロナ前のことですが、その頃はネット上にも「フリーランスから会社員に戻りました」という体験談を発信している人はほぼいませんでした。一方で、最近ではフリーランス→会社員に戻ったことを報告するnoteなども見かけるようになったため、データでも体感でも会社員へ戻る人は増えているのが事実なのでしょう。

このような事象が起きている背景には、以下のような社会的な変化が関係していると思います。

 

案件減少・単価下落など、フリーランスを取り巻く環境の変化

コロナ禍前後には、一時期フリーランスブームのような雰囲気があったと思います。10年前、15年前に比べれば、フリーランスとして働く人が増えているのは事実であり、案件獲得の競争が激化している現状はあります。

結果的に案件単価が下がっていたり、一つの案件の獲得競争率が上がったり、といった形で、案件獲得のハードルが上がっていると思います。この「次の案件は取れるのだろうか…」という不安もあり、会社員に戻る人もいるものと思われます。

 

AIの進化によって仕事が奪われ始めている現実

2024~2025年には生成AIがかなり進化してきており、さまざまな部分での活用が浸透しつつあります。そこまで高度な執筆を必要とないWebライターの仕事などは、もはや生成AIに取って代わられつつあります。

そして、この流れは今後も進んでいくことは確実と思われるため、少し先を見据えると「今のうちに会社員に戻っておこう」と考える人も少なくないでしょう。

 

物価高で生活のキツさが増している

誰もが感じている物価高も、フリーランスから会社員へ戻る人を増やしている要因の一つだと考えられます。

物価高自体は、どんな働き方をしている人にとっても辛いものですが、会社員と異なり毎月の収入が不安定なことが多いフリーランスの場合、より物価高の影響を受けやすいと思います。

物価がどんどん上がり続けている現代において、不安定な収入で生活していくよりも、会社員としてある程度、毎月決まったお給料をもらう生活のほうが将来設計がしやすいと考えるのは当然のことかもしれません。

 

リモートワークなど働き方の自由度が増している

コロナ禍を経て、リモートワーク・在宅勤務はかなり一般的になってきました。業界・業種・職種にもよりますが、フルリモートやリモートと出社のハイブリッド勤務など、働きやすい企業は増えてきています。このため、「毎日、会社に出社しないといけないのがしんどい…」と思っていた人にとっても、会社員として働きやすい環境が整ってきています。

働く場所の観点のみで言えば、フリーランスでも、会社員でも同じような働き方ができるのであれば、「会社員に戻ってもいいかな」と考える人も当然増えてきます。

 

これらの他にも個人個人の事情はあると思いますが、現実としてフリーランスから会社員に戻る人は、そう珍しくはないものになってきています。

 

フリーランス・個人事業主から会社員に戻るのは負けなのか?

私自身、過去に会社員へ戻るとき「戻ったら“負け”なのではないか…」という葛藤は非常に大きかったです。この気持ちをどう整理するか?は今後のキャリアを考える上で非常に重要になってきます。

 

「会社員に戻る=負け」ではない!

結論、私の考えではフリーランス・個人事業主が会社員に戻ったとしても、決して負けではないと思っています。(客観的・批判的な観点でいえば、私自身が過去に会社員に戻る選択をしたわけなので、この回答にならざるを得ない、というのはありますが)

そもそも「負け」という考え自体が「誰に対しての負けなのか?」という話です。

おそらくフリーランスとして働いている人は、それなりに自分のビジネス力に自信を持っていると思います。ある程度の年数、フリーランスとして生活できていたのなら事実、ビジネス力は素晴らしいのだと思います。

そんな自分がフリーランスとして生活し続ける道をあきらめるわけなので、「負け」と感じる気持ちもわからなくもありません。

 

キャリアにおける「撤退」や「方向転換」はごく普通のこと

一方で、キャリアにおいて「撤退」や「方向転換」はぜんぜん普通のことです。というか、会社員から会社員への転職に関しても、「いまの会社で頑張り続けることをあきらめた」と言えるわけなので、撤退や方向転換と言えるでしょう。

フリーランスから会社員への転職もまったく同じ事です。別に負けでもなんでもないですし、ただ、転職をするだけのことです。

例えば、会社に転職してきた人がいたとして、その人に対して「前の会社で負けて、うちの会社に来たのね」と思う人はいないでしょう。ですので、会社員に戻ることを極端に卑下する必要はまったくありません。

 

「戻る」ことはフリーランスとして終わりではない

当たり前ですが、会社員に戻ったとしても、フリーランスとして働いていたときに身につけたスキル・経験が失われるわけではありません。

だからフリーランスから会社員に戻ること自体を「負け」と感じる必要はまったくありませんし、今までのスキル・経験を活かして、新しい会社で仕事を頑張っていけば問題はありません。

とはいえ、悔しい気持ちや残念な気持ちは痛いほどよく分かります。

私も会社員へ戻るときは「自分のキャリアはもう終わったんだ…」くらいに落ち込んでいました。でも、実際は普通に転職をして、転職先で普通に働いていくだけです。それこそ、「フリーランスをやっていた」というキャリアを過剰に捉えているのは、自分自身だけだったりします。

 

会社員に戻るメリット・デメリットをリアルに比較

フリーランスに戻ることに対する気持ちの整理は、人によっては時間がかかるかもしれません。一方で、現実・事実として会社員に戻ることによるメリットは間違いなくあります。

私自身の実体験から会社員に戻るメリットを紹介しますので、気持ちの整理とは別軸で現実的なメリット・デメリットとして参考にしてみてください。

 

会社員に戻るメリット(フリーランスで居続けるデメリット)

会社員に戻るメリットは以下のようなものがあります。

 

収入が安定しやすい

フリーランスと比較して会社員のほうが月々の収入が安定しやすいのは大きなメリットです。自分ひとりで仕事をしている場合、「先月は収入が良かったけど、今月は半分に減ってしまった…」みたいなことも全然あり得るでしょう。

会社員の場合、超絶ブラック企業でもない限り、どんなに仕事でミスをしてもいきなり来月の給料を半分に減らされる、みたいなことはまずありません。

社会的信用が高くなる

以前に比べれば、社会的信用が高まってきてはいますが、フリーランスは会社員に比べれば社会的な信用が低いのが現実です。家のローン、クレジットカードの審査、賃貸契約時の審査など、不利になるケースが多いのです。

仮に、それらの部分で特に問題がなかったとしても「世間的な見え方」として信用が低くなってしまうシーンもあります。例えば、結婚を考えたときに先方の親御さんからの見え方、などです。

この点、会社員(特に名前が知られている、上場企業である、など)は社会的な信用を得られやすいです。

人との繋がりが強くなる

働き方によって一概には言えませんが、会社員の場合、同じ組織で同じ方向を向いて進んでいく仲間がいる点はメリットと言えます。(人によってはこれをデメリットと感じることもあるとは思いますが…)

また、オフィスに出社する勤務体系であれば、必然的に雑談をする機会や一緒にランチ・飲み会をする機会も増えるでしょう。

人とのつながりを求める人にとっては、実は意外なメリットです。

私は、どちらかと言うと人間関係を面倒に感じるタイプですが、そんな自分であっても、誰かと雑談したり、相談したり(受けたり)というのは、意外にもリフレッシュになるものだと感じています。

 

フリーランスを続けるメリット(会社員に戻るデメリット)

会社員に戻るメリットがある一方で、もちろんデメリットも存在します。私の実体験から言えるデメリットは以下のようなものです。

 

さまざまな点で自由が少なくなる

まっとうな会社であれば、就業規則やルールが存在しますので、それらに従う必要があります。

出社時間、休憩のルール、オフィスの場所など、フリーランスとして働いている時に「好きな場所で、好きな時間に、好きなことを仕事にしていた」といった場合は、会社員のルールに息苦しさを覚えることもあるでしょう。これが、デメリットとしては一番大きいのではないかと個人的には思います。

裁量が少なくなる(場合がある)

「どのポジションで、どういった社風の会社に入社するか」にもよりますが、基本的には自分自身で仕事をしていた時よりも裁量権は少なくなります。あなたが「仕事をこう進めるべきだ!」と思ったとしても、会社の方針と異なっていれば、違う進め方で実行する必要が出てきます。

これに関してはメリット・デメリットはあると思っています。フリーランスの場合、好きでもない雑務まで自分でやらなければいけないことがほとんどです。

会社員の場合は、良くも悪くも業務範囲が絞られているため、自分が専門とする業務に集中できるという点では、裁量権が少ないのはメリットとも言えます。

時間の融通が利きにくくなる

私の場合、フリーランス・個人事業主として働いていた時は、好きな時間に起きて、好きな時間まで仕事をしていました。平日の昼間であっても、用事があったり、気分が乗らなかったりすれば、仕事を休んで出かけてしまうこともできたわけです。

フルフレックスの会社員でもない限り、出社・退勤時間は決まっています。「気分が乗らないので昼休憩を3時間取る」みたいなことも基本的には許されないでしょう。

時間を自由に使える、配分できる、という点ではフリーランスのほうがメリットはあります。

 

年収・可処分所得・生活コストで見る現実

会社員に戻る場合、フリーランスで居続ける場合、どちらもメリット・デメリットは存在しますが、現実的に差が出てくるのは年収など、お金に関する部分だと思います。よく「独立したら会社員の○倍稼がないと同じ収入レベルとは言えない」といった話がありますが、あれは一部は的を射ている表現だと思います。

実際、会社員の場合は・・・

  • 厚生年金の保険料を会社が半分負担してくれる
  • 税務系の業務を会社がやってくれる
  • PCなど必要な備品は会社が支給してくれる
  • 仕事を休んでも有給休暇としてお金が支払われる
  • 会社によっては家賃補助などの福利厚生もある

といった形で、同じくらいの年収(年商)の場合、自由に使えるお金や将来的にもらえるお金は会社員のほうが多くなります。

 

もちろん、フリーランスとして「稼げて稼げて仕方がない!」といった方であれば、お金の面は無視して良いですが、この記事を読んでいる方は、おそらく年収やお金の面で苦労しているケースも少なくないと推測しています。

かくいう私も、個人事業主から会社員に戻る直前はお金の面で苦労していましたので、金銭的なメリットがある点を理由に会社員へ戻ること自体は、決して恥ずべきことではないと思っています。綺麗ごとを抜きにして、我々は毎日ご飯を食べて生きていかなければいけませんからね。

 

フリーランスの経験は無駄にはならない!会社員に戻ってから活きる3つのスキル

気持ちの整理がつき、メリット・デメリットをよく考えた上で、会社員に戻ろうかな…と思ったときに知っておいた欲しいのは、フリーランスとして経験・経歴は決して無駄にはならないということです。

 

フリーランス経験で身につく“主体性”はどの会社でも評価される

よほど特殊な企業でもない限り、仕事において主体性を発揮することは重要です。その点において、フリーランス・個人事業主経験者は間違いなく秀でています。

そもそも「自分ひとりで収入を得て生活しよう」と考え、それを実行に移すこと自体が主体性の塊ですし、その結果として何年か生活できているのであれば、なおさらです。

実体験を通じて得た主体性は、会社員に転職した後でも日々の業務の中でマインド・スキルとして役立ちます。

 

成果思考のマインドはどんな会社・職種でも通用する

フリーランスは「結果が出なければ食べていけない世界」です。収入の大小はあったとしても、成果思考・結果思考でないと生活していけません。意識の有無にかかわらず、フリーランス・個人事業主として一定期間を活動していたのであれば、間違いなく「成果思考」が身についています。

「目標から逆算して、そのために何を実施するか」

これを自然と考えて、実行でいるスキルは今後どのような会社・職種で働いていくにしても必要になります。

 

経営視点で物事を考える力が自然と身についている

会社員の中には「お給料は会社が払ってくれるもの」という考え方の人も少なくありません。

一方で、フリーランス経験者は難しい会計の知識がなくても、「売上から経費を引いて利益が生まれ、その中で税金を支払って生活をしていく」といった経営視点が身についています。

会社員として働く場合に、経営部門・経理部門などでなかったとしても、こうした経営視点で物事を考える人材は間違いなく重宝されます。

 

実際に会社員へ戻った私のリアルな体験談

この記事を読んでいるあなたが一番気になっているのは「結局、フリーランスから会社員へ戻ったあと、実際どうなの?」ということだと思います。

個人事業主・フリーランスから会社員へ転職(再就職)した私自身の率直な感想をお伝えすると、私の場合は「なんだかんだで会社員に戻って良かった」と、今では思っています。

 

正直、お金はめちゃくちゃ貯めやすくなった

もし「会社員に戻った一番のメリットはなに?」と聞かれたら、私はお金の観点を挙げると思います。

私の場合、会社員に戻ってからお金がとても貯まるようになりました。

同年代と比べてどうか?とか、そういう比較は分かりませんし、しても意味がないと思います。ただ、私史上で言えば、会社員に戻ってからがもっとも金融資産を保有できている状態になります。

やはり、毎月定期的な収入があり、先々の収入・支出を読みやすいのは非常に大きいです。特に、ここ数年で言えばNISAを活用した積立投資も流行っていますが、毎月の収入額が安定していたほうが毎月定額で無理なく積み立てていくことができます。

お金の面に関しては、本当に心の底から良かったと言える点です。

 

“人間関係”というモノも意外と悪くない

会社員としての職場の人間関係や付き合いなど、煩わしいと感じるときもありますが、全体を通じて考えればメリットが大きいと感じています。これはコロナ禍での外出規制などもあったことで、私の中で考え方が変わったのもあるかもしれません。

昔は、とにかく人間関係が面倒で仕方がなく、本気で一人で生きていこうと思っていました。(会社員を辞めて独立した理由の一つも人間関係でした)

ただ、コロナ禍を経て在宅勤務が主流になり、職場の人との交流も少なくなってくると、それはそれで物足りなさを感じるようになりました。ずっと一人や家族のみとの交流では、どうしても刺激が少なくなりますし、マンネリ化してきます。そのときに新しい刺激として外の人間関係に触れることは、自分にとって実は良いリフレッシュにもなります。

 

会社という場所は無駄や理不尽なことも多い

もちろん、会社員に戻っていい事ばかりではなく、デメリットや嫌なこともあります。無駄な会議、謎のルール、売上に直接つながらない業務……など、「非効率だな」と感じる場面は多々あります。

今でこそ会社員に戻ってから数年経っているので「まぁそんなもんだよな…」と割り切って考えられますが、会社員に戻った最初の頃は相当なストレスを感じていました。

今でも「この業務って無駄だよな」と思うことも会社員生活の中でありますが、当初よりストレスはなくなってきてはいます。それでも「会社って無駄が多いな」とは思いますが。

 

総合的に考えれば「会社員に戻って良かった」

会社員として働いていると、面倒なことや理不尽なことがあるのは事実です。それでも総合的に考えれば、私の場合は個人事業主として働いていた時よりも、総合的な満足度は高い生活が送れていると思います。

  • 安定的な収入源がある(これは本当に大きいです!)
  • 有給休暇という神制度もある
  • 土日も休むことができる
  • 自分が多少サボっても会社は回る
  • 困ったとき、分からない時に助けてくれる人たちがいる

これらの点において、人生の充実度は上がっている、と思います。

 

フリーランスから会社員に戻るときの注意点と準備

もし、あなたが「会社員に戻ってみようかな」と少し考えているのであれば、私がフリーランスから会社員へ戻った経験をもとに、注意点と準備をまとめましたので、参考にしていただければと思います。

 

履歴書・職務経歴書にフリーランス期間は基本的には書く

あなたがフリーランス・個人事業主として働いていた期間は、立派な職歴になります。このため、転職面接時に提出する履歴書・職務経歴書には職歴として記載する必要があります。期間に関係なく、しっかりと事業を行い一定以上の収入を得ていたのであれば、経験・スキルが身についたはずなので、自信を持って書くことをお勧めします。

一方で、フリーランスの期間が1年未満など短期間であれば、「その期間をどう扱うか?」は議論が分かれるところです。

線引きや個人の考え方にもよりますが、仮に「フリーランスとして3ヶ月間活動していましたが、収入はゼロでした」という場合、その経歴を正直に書くよりも、思い切って「リフレッシュ期間」としてしまった方が良い場合もあると思います。

履歴書・職務経歴書にフリーランス期間を記載した場合、必ず、その期間の職務内容や学んだこと、経験・スキルなどを面接で聞かれます。これに対して、しっかりと答えられるか否か、が履歴書・職務経歴書に書くべきかどうかの一つの判断基準になるでしょう。

 

面接で「なぜ会社員へ戻るのか?」を聞かれた場合の答えを準備する

フリーランスから会社員に戻る場合に限らず、転職活動の面接では「なぜ転職活動をしているのか」を必ず聞かれます。

フリーランス→会社員の場合は、「フリーランスをなぜ辞めるのか」、「なぜ会社員へ戻るのか」といった理由を問われるということです。転職活動で必ず聞かれることですので、自分の中での答えをしっかりと準備しておくと良いでしょう。

フリーランスから会社員へ転職するときに面接の重要ポイントは、以下の記事でも詳細を解説しています。

【実体験】フリーランスから再就職・転職して正社員になる方法を解説

 

まとめ:会社員に戻るのは“負け”ではなく“ただの転職”

この記事を読んで、あなたが「もう少しフリーランスとして頑張ってみようかな」と思うのも、「ちょっと会社員に戻るのも悪くないかな?」と思うのも自由です。どちらの場合でも、私がお伝えしたいのは「フリーランス・個人事業主から会社員へ戻ることは負けでもなんでもなく、“ただの転職”である」ということです。

いまの世の中、会社員→会社員への転職はかなり一般的になってきています。その場合、新しい会社へ入ることを「自分は前の会社から転職するなんて負け組なんだ…」と思う人はほぼいないはずです。前職が合わなかった、待遇が悪かった、違うことに挑戦したくなった、などの理由で普通に転職活動をすると思います。

一方で、フリーランスから会社員に転職する(戻る)となると、なぜか「自分はフリーランスで生きる道をあきらめた負け組だ」みたいに考える人がいます。というか、かつての自分がそう考えていました。

ですが、先ほどもお伝えした通り、そんな風に変に卑下する必要は一切ありません。

堂々と今までやってきたことに胸を張って、フリーランスから会社員に転職すれば良いと思います。それこそ、一旦、会社員に戻ってまたフリーランスになりたくなったら、フリーランスに戻ってもいいわけです。

 

私がこのメディアで発信していきたいのは「今の時代、もっとキャリアは自由でいいんじゃないのか!」ということです。

あなたは今は、たまたまフリーランスや個人事業主として働いているだけです。やりたい事や生活スタイルが変わったら会社員に転職するのも良いと思いますし、また何か変化があれば会社員からフリーランスになるのも良いでしょう。

この記事があなたの今後のキャリアにとって、一歩を踏み出す、ちょっとしたキッカケになれば嬉しいです。